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台風接近に伴う農作物等の技術対策 (H28年7月号)

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農作業及び農地・農業用施設の見回りには気象情報を十分に確認し、
人命を最優先に事故の防止を徹底するよう、併せて注意喚起をお願いします。

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1パイプハウス・温室共通

(1)施設周囲の作溝により、施設内への雨水の浸入を防ぐ。
(2)周囲の飛散物を撤去する。
(3)加温機の煙突を片づける。また、オイルタンクの元栓は閉めて、本体が倒伏しないように十分固定する。
(4)出入り口や妻部の換気口等の施錠、固定を行う。

2パイプハウス

(1)被覆フィルムの破損部分の補修を行う。
(2)フィルム浮き上がり防止のため、ハウスバンドの増し締めと本数の追加、ネットでの被覆、換気扇の運転等を組み合わせる。
(3)雨除けハウスは、サイドフィルムを下ろし妻部分もフィルムを張り、隙間風が入らないようにする。
(4)施設の強度が劣っている場合は、ハウスを補強する。また、風向き(危険半円・可航半円)、風速によっては被覆フィルムを剥ぐことも想定しておく。

3温室

(1)引き違い窓の施錠を行う。
(2)天窓、押し上げ窓が自動になっている場合は、手動に切替えて完全に締め切っておく。

4その他

(1)台風通過後は、泥等を洗い流し、病害予防のため防除基準に基づいて低濃度の殺菌剤を散布する。散布用の水は、事前に準備しておく。
(2)養液栽培等の停電による影響が大きい施設では、事前に自家発電機を準備する。
(3)停電復旧後は、直ちにタイマー等の調整を行う。

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冠水や浸水の恐れのあるほ場は、排水対策を行う。台風通過後は、
茎葉に付着した泥等を真水で洗い落とし、殺菌剤を散布する。

露地野菜(夏秋果菜類)

(1)収穫可能なものは台風接近前に収穫する。
(2)支柱や防風ネット、マルチを点検・補強する。
(3)倒れかけたもので回復の見込まれるものや、事前に倒したものは速やかに引き起こし、
元どおりに支柱を立てて誘引し、傷葉、病葉の摘除、損傷枝の切り返しを行う。
(4)株元が露出したものには、台風通過後に土寄せする。

その他露地野菜

(1)防風ネット、マルチ等を点検・補修する。
(2)被害が大きく回復が見込めない場合は、速やかに代替作物を選定し、種子や苗の確保を
行い、植え替えやまき直しを行う。

2016.07.31

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