営農情報

ウンカ・いもち病注意!

 

今年の水稲は梅雨入りが早かったものの梅雨入り後も晴天と高温が続いたため、

生育は平年より早く進んでおり、分げつと草丈は平年並み以上に確保されています。

8月中旬からの長雨によりいもち病の発生の可能性があり、注意が必要です。

 

7月以降、斑点米カメムシ類の発生が見られるようになりました。

いもち病とあわせてカメムシ類の対策として、穂揃い期の防除を徹底しましょう。

特に「元気つくし」や「ヒノヒカリ」等は穂揃い期の基幹防除を確実に行いましょう。

 

本年はトビイロウンカ(秋ウンカ)が早い時期から飛来しています。

昨年同様に被害が拡大することが懸念されます。発生状況によっては補正防除を行いましょう。

防除の際は稲作ごよみを参考に効果の高い薬剤を使用して、湛水状態で株元まで届くよう行いましょう。

 

○収穫について

 

・落水時期

粒の充実を良くするため、収穫作業に支障のない範囲内で、なるべく遅い時期に落水しましょう。

圃場条件や天候にもよりますが、収穫前10日~1週間前落水します。早すぎる落水は、品質低下の原因となります。

 

・収穫時期

収穫適期は、黄褐色籾の比率が70~80%で、籾水分は28%~24%です。

遅刈りは、茶米の発生等で、品質が低下するので、刈り遅れないように注意しましょう。

 

◎下記をクリック(PDFファイル)して

水稲の予想収穫期(田川普及指導センター) をご確認ください。(9/17 更新)

 
 

令和3年度良質米こよみの一部訂正について

令和3年産の良質米こよみに一部修正があります。修正箇所は「ヒノヒカリ」の9月上旬穂揃い期防除「ビームエイトエクシードゾル」が黒文字表示になっていますが、基幹防除である赤文字に訂正して頂きたくよろしくお願い致します。尚、修正後の良質米こよみは下記のファイル(PDF)のとおりです。ご迷惑をおかけします。

R3良質米稲作ごよみ【最終後の訂正】

 
 

ジャンボタニシ対策
本年度の稲作はジャンボタニシの被害が各地で多く発生しました。温暖化などの影響もあり、越冬する個体が増えたことも被害拡大の一因です。ジャンボタニシの対策をご紹介します。

◆スクミリンゴガイノの特徴(1日に体重の半分を食す大食漢! その繁殖力も脅威)
スクミリンゴガイの食性は、雑食で植物質から動物質まで幅広くエサにし、特に柔らかい物を好みます。食欲はとても旺盛で、1日に自分の体重の半分ほどの量を摂取するので農作物への被害は甚大です。水稲での被害がクローズアップされていますが、稲はスクミリンゴガイの大好物ではありません。田植え直後の水田には、生育初期の稲しかないので食べられてしまうのです。育苗日数にもよりますが、田植え直後から2~3週間が防除の必要な期間で、その後は生長して堅くしっかりとした稲になるので、スクミリンゴガイに食べられることはありません。また貝は水中でしか稲を食べることができません。南米原産のスクミリンゴガイは温暖な気候を好み、寒い時期には土に潜り、用水路の温かい場所でじっとして越冬し、水温が上がる田植えシーズンに活性化します。

繁殖が可能になった雌貝は3~4日おきに産卵し、卵塊(1卵塊に200~300卵)を稲の茎や用水路の壁などに産み付けます。卵は、10日ほどで孵化して、2カ月ほどで成熟するという高い繁殖力を誇ります。卵塊は、鮮やかなピンク色で初めて見た方は一様に驚きますが、自然界では警告色の意味合いもあり、卵には毒もあるので鳥などに捕食されないようです。

◆1農薬による防除
【スクミノン粒剤】の散布
主成分である「メタアルデヒド粒剤」は食べることで貝を麻痺させることで殺貝ます。
スクミリンゴガイは稲苗の柔らかい時期に加害を起こすので、移植栽培の場合は移植直後~約2週間後(地域によって異なります)、直播栽培の場合は播種後~約1ヵ月の防除が重要となります。
スクミノンを使用する場合は全面均一散布が基本ですが、水口周辺や深水になる場所は被害が多い傾向にありますので、それらの場所には所定の範囲内で多めに散布することをお勧めします。

◆2耕種的防除

◆3石灰窒素による防除方法
田植え前防除(代掻き前)に湛水し石灰窒素を散布する方法があります。シアナミド生成による毒素発生で高い防除効果があります。

JAたがわ
田川農業協同組合
〒825-8588
福岡県田川市伊田3550

TEL 0947-44-4030

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