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落ち葉堆肥の作り方 (H28年12月号)

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1.落ち葉の種類

腐葉土作りに向く落ち葉
●クヌギ、ナラ、ケヤキ、ポプラ等の広葉樹
腐葉土作りに向かない落ち葉
●イチョウ、クス、カキ、モチ、サクラ等の広葉樹
●スギ、マツ、ヒノキ、カヤ等の針葉樹

※落ち葉堆肥に不向きな落ち葉とは、水分を多く含んだ物、樹脂分が含まれ腐りにくい物、落ち葉に含まれる成分に植物の発芽や成長を阻害する物質を含んでいる樹種があるのでそう言った葉は使用しないこと

2.準備するもの

☆大量の落ち葉
☆囲い
  ベニア板、木のわく(通気性のよいもの、空気の抜け道が必要)
☆米ぬか又は牛糞
  ※発酵促進のために使います。使わなくてもよいのですが、発酵に時間がかかります
☆ビニールシート
  ブルーシートで可、落ち葉の上にかぶせます。

3.腐葉土作りの手順

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■落ち葉を、枠の中に厚さ20cm程度となるよう水平に敷く。
■その上に米ぬかや牛糞を敷き詰め、同時にBM熔燐も振りまく。
■水を入れて踏み固める。

上記の作業を4,5回繰り返し行ったら、雨にさらされないように上からブルーシート等をかけ発酵させます。(降雨により、水分過剰で発酵の停止予防、養分の流亡停止、発酵を促進させる為に覆いを必ず行なう)空気が不足すると落ち葉が腐敗してしまい、悪臭が発生します。約1ヶ月後発酵温度が上がったのを確かめ、スコップ等で外側と内側を入れ換え、切り返しを行なう。(好気性菌と嫌気性菌による分解を行う)この作業を1ヵ月に1度行い約8ヶ月後には、落ち葉堆肥が完成します。夏場であれば5ヶ月程度で完成します。

※落ち葉堆肥は、作り方や分量はさまざまです。発酵が上手くいかずに腐ってしまうこともあります。発酵中の落ち葉は50度ほどになりますので、こまめに温度を測って発酵しているか確認してください。

4.有機堆肥がなぜ植物の生育に有効なのか

植物が養分を吸収できるのは、根から1mm程度の範囲であると言われています。土中の肥料分を有効に吸収する為には、根の周りの土壌菌が植物の根から養分をもらう代わりに、無数の菌糸を延ばし養分を根に運んでもらう助けが不可欠です。

土壌に有機堆肥を混ぜることにより土壌の団粒化が進み、通気性や保水性が改善され、その結果、植物の根がよく発達するからこそ植物の生育が活発になるのです。だからこそ、植物の根と微生物が共生する条件改善には有機堆肥が有効なのです。

2016.12.31

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