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梅雨の家庭菜園対策 (H28年6月号)

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家庭菜園を営む人にとっても、梅雨の高温多湿は厄介な代物です。

多量の雨に湿気、そして急激な梅雨の晴れ間、おまけに昨今の日本では温暖化の影響で梅雨時期でも真夏日を超える日が続出します。
梅雨の時期に家庭菜園をうまくこなしていく対策を考えてみましょう。

雨が多くなるので水はけを良くする

対策のひとつ目がこれです。

長雨の時期で雨が多くなると、土地の条件によっては土中の水はけが悪くなります。
家庭菜園で水はけが悪いと、野菜の根が伸びにくくなったり、根腐れを起こすことがあります。これは土が多く水を含み固くなることで、十分に酸素を維持できなくなった状態です。

したがって梅雨が訪れても大丈夫なようにするために、水はけ対策を行います。
具体的には畑の畝を高くするというのは最も簡単な方法です。通常の地面から25センチ以上にまで高く畝を造り、そこに野菜の苗や種を植えるようにします。

これにより降った雨から野菜の根を守ることができます。水はけの管理がしやすくなって土の柔らかさや酸素供給も維持され、作物が育ちやすくなります。
※万が一、病気が発生した場合はその作物にあった農薬を散布しましょう。

マルチ栽培をする

2つ目の対策がこれ。
梅雨対策ではマルチ栽培をやってみるべきです。
畑を耕し畝を作って充分に水を含ませたら、黒や透明なポリエチレンのフィルムで畝を覆います。フィルムには穴や切れ目をあけて、種や苗を植えます。

マルチ栽培がなぜ梅雨の時期に有効かといえば、ポリエチレンフィルムで地面を覆うことで、土の柔らかさと水分を一定に保つことができ、フィルムの保温効果によって野菜の根を充分に伸ばすことが可能となり、生育を良くすることが出来ます。

黒のフィルムを採用した場合には雑草が生えないので菜園管理も楽になります。マルチ栽培をするとフィルム内の湿度が上昇すると思われがちですが、梅雨には外の気候も湿度90%という状況になりますから、さほど影響はなさそうです。

注意点としてはマルチ栽培をすると追肥を与えるのが難しくなることがあります。
また、毎年マルチ栽培をすることで畑の栄養が分解されて衰えやすくなりますから、毎年耕す時に肥料を混ぜて土の改善を行うことです。

マルチ栽培をしても雨水が浸透しやすい状況では効果がありませんから、畑の畝とフィルムが密着して隙間をなくしていくよう、丁寧な畑作りが求められます。

2016.06.30

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